05.29 冒険とイマジネーションの海

 

 こないだの日曜と、土曜日の運動会の代休になった月曜日の二日間、わが家は東京ネズミーリゾートで過ごしました。復活したエレクトリックパレードが見たかったのだけれど、あいにくの激しい雷を伴った夕立で中止になってしまい、一日目のランドでは特にお目当てもなく、なんとなくのんびり過ごしました。まあ、何度も来ているし、こういう楽しみ方もいいかなあという感じ。雨上がりにはシンデレラ城に架かる虹という出来過ぎた光景も見られたし。

 今回感じたのは、ランド単体からイクスピアリなどの周辺施設、さらにシーも含めた“リゾート”になることで、ものすごくスケールアップしているということ。前はランドの中だけだったのが、今は湾岸高速とJR京葉線が障壁となり、そこから海に至るモノレールに囲まれた南側の区域が、千葉県浦安市から完全に独立したネズミの国になっています。

 で、新しくできた“海”ですが、とにかく人工の景観がすごいです。イタリア南部風の港、火山島、50年代アメリカ風の貿易港、それらが絵はがきのようにひとつの景色の中にコンパクトにまとめられ、この世のものとは思えない眺望を作り出しています。まだ園内のあちこちにデッドスペースがあり、ランド同様これから何年もかけて少しずつ充実させていくらしく、今は少ないアトラクションに押し寄せた観客がひしめき合っていますが、大人ならアトラクションに入らずとも、景色を眺めているだけで入場料の元は取れそうです。

 とはいえ、やはり具体的な見返りが欲しいと思うのは人情なので、明日は各々のエリアやアトラクションについて(乗れたものだけですが)印象を書きたいと思います。珍しく、「続く」って感じで。


05.26 びっくりしたニャ

 

 うちにシャルル・ペローの童話『長靴をはいた猫』の絵本がありまして、原作を知っているんならと、1969年東映動画製作の劇場用アニメ『長靴をはいた猫』のビデオを借りてきて、子どもと一緒に見ました。私自身、5歳のとき劇場で見て以来です。いやあ、改めて面白いわ。子供より夢中になってみてしまいました。

 アニメ畑の方にはなにを今さら、なことなんでしょうけど、若き日の宮崎駿や大塚康生が原画を担当していて、なるほど『カリオストロの城』のアクションの原点はこれだったのかと膝を打ちました。『ウルトラマン』のスタッフもそうですけど、この時代の子供向けの映像文化は豊穣だったのだなあと改めて思います。

“東洋のディズニー”を標榜した当時の東映動画(今の東映アニメーション)がこの作品の主人公ペロをマスコットにしたのは、本家ディズニーのねずみの上を行く、という意思の表れ……なのかしら。魔王ルシファーがクライマックスで変身する龍がまるっきりキングギドラなのは、もしかして東宝特撮にも挑戦状を叩きつけてる?(汗) これもアニメ好きのみなさんには常識なのかもしれないけど……。

 というわけで、今日は久しぶりに本家ディズニーの千葉の植民地に行って来ます。またなにか新しい発見があったらここでご報告しますね。 


05.25 ソフビ道

 

 13連敗の後は近藤昭仁の法則に従って14連勝するかと思ったのに、早々に負けたので今日は怪獣の話題にします(笑)。しかし森のヤロー、今日も勝ってたら木塚をつぎ込むつもりだったんだろうか?

 ネタとしちゃあすでにかなり古いんですが、食玩の『ウルトラ怪獣ソフビ道』。
 『道』ってすごいよね、武道とか茶道とかだよね。流派とか家元とかあったりするとすごくイヤ(笑)。
 そもそもソフビに『道』があるのかと考えてみると、なんとなくありそうで、そう言われてみると自分は知らないうちにそこそこ歩んじゃっているのではないかと思ったりするとこれまた非常に鬱な気分。だから、間違ってもコンプリートなど目指さず、ここは敢えて自分が欲しいキャラだけ狙って買うことにしました。
ブラインドパッケージなので、何が入っているかは、重さとか振ってみた感触で推測するしかない。とりあえず、ウルトラマン関係とか、メトロン星人とか細いのはいらないやと思ったので、とにかく重くて振ったときにガサガサッと手応えのあるヤツを中心に3箱買ったら見事にダブりなしで欲しい怪獣が揃ってしまいました。盲牌の腕、なかなかのものです。

 ソフビ道、箱を振った感触で中身を当てる技術を磨くことと覚えたり(笑)。

 しかし、このところ、食玩やらガシャポンやらで、やたらと初代ウルトラマン前半の怪獣が商品化されていませんか? グリーンモンスがこんなに次々と商品化されるなんて、やっぱ変だよね。大好きなアントラーやゲスラがいろんなサイズで立体化されるのは素直に嬉しいんだけど。
 「頭から順番に」という豪気なシリーズが増えているんだろうか? 考えてみれば、ウルトラ怪獣なんていい加減商品化され尽くして、今から新しい商品ラインナップ立ち上げるというのはかなり根性いると思うんだけど……。ソフビ道というのも、もしかしたら買う側ではなくて、発売する側が歩む茨の道なのかもしれません(^^;)。

 ソフビ道、聞くところによると箱の底に印刷されている記号で中身がわかるらしいです(^^;)。最初から言ってよ、もう。

 


 05.23 連敗ストップ(^^;)

 

 まさかこんなに早く勝つとは思っていなかったので、何も準備してませんでした(笑)。なので、今日の画像は@Baystarsから無断借用(^^;)。

 しかし正直なところ、初めの頃はこんなに連敗すると思ってもいなくて、我ながら更新をサボるのになんと都合のいい口実を作ってしまったんだろうと、ちょっとビックリしてもいたんです。どうせ連敗するなら近藤昭仁ロッテの持つ18連敗の日本記録を塗り替えてやれと、半ばヤケクソに思っていたんですが、中途半端なところで止まっちゃいましたね。でも、今日の試合をスタンドで必死で応援しているハマファンの姿をスポーツニュースで見て、本当に勝てて良かったと思いました。

 連敗中は、森監督、早く休養してくれと思ったこともありましたけど、この連敗中、野手でいうと小池、田中一、多村、内川、相川、田中充、投手でいうと吉見、東あたりの次世代を担う若手が非常にいい経験をしていると思うので、森さんには彼らを大切に育てて将来の横浜の基礎を作って欲しいと、今はそんな気持ちです。頑張れ横浜!

 さて、野球の話ばかりっていうのも、興味のない方には申し訳ないので仕事関係のことも(^^;)。
 実は昨夜『宇宙船』の校正がすべて完了しまして、横浜の連敗とともにずうっと背負ってきた重荷が一気に肩から降りたりしています(笑)。というわけで、ちょっと6月1日発売号の内容をご紹介しましょう。
 巻頭特集は大方の意表をついてSTAR WARS EP2の徹底大特集! 洋画を得意とする他誌とはひと味違った『宇宙船』ならではの切り口にご期待を。インタビュー関連は、『ウルトラマンコスモス』から、ドイガキ隊員役の須藤公一さん、劇場版新作の北浦監督、『忍風戦隊ハリケンジャー』からお馴染み西田健さんとハリケンブルーのスーツアクトレス・小野友紀さん、『仮面ライダー龍騎』からこれまたお馴染み高野八誠、萩野崇のご両人! さらに、特集・ヒーローズ バイクでは、月光仮面から仮面ライダー龍騎まで、古今のヒーローの愛車を完全網羅! 期待の『ゴジラ×メカゴジラ』については富山省吾プロデューサーの最新インタビューを掲載!
 まあ、こんな感じの盛り沢山の内容でお届けいたします。他にも『TRICK2』のあの脚本家さんに特別インタビューとか、かゆいところに手が届く(笑)、『宇宙船』101号、6月1日発売、ぜひお楽しみに……って、これじゃ宣伝だな(^^;)。